木材塗装や布製品への染色用に
渋柿を熟成させた自然の塗料・染料
柿渋は江戸時代から昭和初期にかけて全国で生産され、農具・網・船の塗装、染色用の型紙などに使用されてきた塗料・染料です。色づく前の青柿(広島県産・無農薬)を原料に、使用目的に合わせて半年から3年ほど寝かせて熟成させて完成させます。最近では、木材への塗装や布製品への染色の材料として、「程よくヴィンテージ感が出せる」と人気の材料です。商品は業務用の20Lサイズです。
柿の収穫としては少し早い8月中旬〜9月下旬までに収穫した、柿タンニンを多く含む青柿が柿渋の原料となります。
青柿をプレス機で絞り、二度の仕込みを経ると、青柿に含まれる柿タンニン(柿渋)が水に溶けて自然と発酵開始。半年〜3年寝かせると、薄緑から茶色に変化していきます。
木材は、木の種類や木目の流れのほか、塗り方や干す場所、その時の気候などによって幾通りの色味を出せます。
布製品も同じく、布の種類や厚みのほか、塗り方や干す場所、その時の気候などによって色が変わります。
布製品は、全体に液が染み込むように布を浸して染色します。ハケで塗るように染める方法でもOKです。布を絞って乾燥を待ちます。
商品について
内容量 |
20L |
保存方法 |
冷暗所で保存してください |
原材料 |
青柿(無農薬) |
配送 |
通常便 |
原産地 |
広島県尾道市 |
ご注意事項
・柿渋特有の発酵臭がありますが乾燥すると消えます。
・商品のパッケージは予告なく変更する場合がございます。