尾道柿園とは

尾道柿園とは

ここはかつて、江戸時代初めより日本有数の〝柿の里〟として栄えた場所。
ここ御調町・菅野地区には、数多くの柿の木がそびえ立ちます。

干し柿の天敵である霧の影響を受けない標高300mの山頂にあり、一日中、日当たりは良く、風が突き抜け、昼夜の寒暖差が大きい。そんな理想的な干し柿づくりの風土条件のもと、とりわけ正月の鏡餅などに縁起物として供える飾り物「串柿づくり」が行われ、全国で大いに珍重されてきました。そんな串柿のニーズも年々減り、柿農家も減少していく一方…。

尾道柿園とは

そこで集まったのが、幼少期にこの土地で暮らしていたかつての少年たち。活気あふれた故郷の風景を取り戻すために、この地にUターンし、〝柿の里〟を再生しました。

尾道柿園とは

400年受け継がれてきた歴史と風土の上に、故郷への思いによって蘇らせた〝柿の里〟。
ここで育った柿を使い、干し柿、柿酢、柿渋など、この里山に伝わる柿の実の製品を、誠実に、ひとつひとつ丁寧に手作りしていきます。

 

メッセージ

メッセージ

この土地に生まれ育った夫が、仲間と一緒に蘇らせた〝柿の里〟。
誰よりも里山再生に情熱をもち、この故郷を愛していた夫は2021年に他界しました。
残されたわたしたちはどうしていくべきか、模索する日々。

ひらめきと行動力のあった夫と比べれば、スピードはゆっくりになってしまうけれど
この場所が紡いできた歴史と夫の想いを仲間と一緒に少しずつ継承していく。
そんな想いで柿づくりを続けています。

わたしたちが作る商品を手に取っていただくことはもちろん、それをきっかけに、この〝柿の里〟に興味を持っていただく方が増えること、それがわたしたちのこの上ない喜びです。

尾道柿園 代表 宗 八重子

当店を作り上げた前代表の言葉

 

 

会社概要

会社名 株式会社尾道柿園
代表者 代表取締役 宗 八重子
所在地 〒722-0334 広島県尾道市御調町菅2030
TEL 0848-76-2033
事業内容 ・尾道産干し柿・柿酢・柿渋の製造販売
・尾道柿渋工房の店舗運営