尾道柿色プロジェクト

k-project

柿色プロジェクトスタート

2018.07.24

柿色プロジェクトって何?

尾道市御調町の菅野地区は400年の歴史を誇る「串柿」の一大産地としての経済のある里山でした。又、明治から戦後にかけて日本一の柿渋の生産を誇った「尾道渋」の原料の柿を育てていました。時代の変化とともに多くの柿はその役目を終えましたが、柿達は脈々と里山に100年以上に渡って生き続けています。

日本のあらゆる文化が世界に評価される今日、尾道柿園は「干し柿」「柿渋」「柿酢」「柿のドライフルーツ」「柿の葉茶」など里山の柿を使い、無農薬・無添加にこだわり商品を製造・加工・販売をしています。

今回のプロジェクトはその中の「柿渋」をテーマにした物です。

「柿渋」は夏場の未熟な柿を粉砕して絞った液を、発酵・熟成した塗料・染料・抗菌剤です。柿は自身の力で発酵する唯一の果物で、古代より民間療法として傷に塗り、又生活用具を丈夫にするために染色したり、木材の腐食を防ぐ為に塗装してその「わび・さび」の色味を愛してきました⇒JAPAN BROWN

世界の多くの国は、石油製品からの塗料・染料・添加物の入る食品などで物質的豊かさは得ましたが、子供達に多くの問題を残しました。

これからの時代が求めるのは心の豊かさで、それは自然素材を使った環境の中で生活してこそ得られるも考えます。

柿渋の原料となる柿が多く生き続けるこの里山に「柿渋工場」「柿渋工房」を立ち上げることは、心の豊かさを世界に届ける意義のあるプロジェクトです。

柿渋をテーマにした空間を演出して、世界に発信する拠点を作り、この歴史ある里山に次世代に繋がる経済を興します。